【早いのはどっちだ!?】千葉→成東 外房、東金線VS総武本線
千葉県は、その先に続く線路がなく、県内に張り巡らされた路線は必ずどこかで合流します。
つまり、時間の違いはあれど、色々な行き方が楽しめるのです。
皆さんこんにちは!
本日は千葉から成東へのアクセスについて考察していきます。
成東とは?
まず、成東とはどこなのでしょうか?
成東は、山武市に所在する駅で、同市の中心駅でもあります。
位置的には千葉県のやや北部より、太平洋に面する場所に位置しています。
かつての成東町、山武町、蓮沼村、松尾町の合併で山武市が誕生し、役所の最寄りが成東となっています。
割と難読地名と言われることもありますが、山武と書いて”さんむ”と読みます。
比較的県内でも交通の要所にもなっている成東。
総武本線経由
まずは総武本線経由のルートを見てみましょう。
距離は営業キロ換算で37.7キロです。
四街道、佐倉、八街などの比較的大きな街を経由しています。
最大のメリットは総武本線1本で行くことが出来、乗り換えの手間が発生しないことです。
また、東京から特急しおさいが運行され、全列車が停車するので、アクセスもかなり良いものとなっています。
外房、東金線経由
続いては外房、東金線経由です。
営業キロ換算で36.7キロで、総武本線よりも1キロ短くなっています。
千葉からの直通列車も運行はされるものの、基本的には大網駅での乗り換えが必須になります。
成東までは千葉市緑区の複数の駅、大網、東金などを経由します。
同じく外房線には東京からの特急わかしおが運転されますが、東金方面へは大網駅で乗り換えなければなりません。
直通快速の系統について
朝夕の時間帯には成東を始発として、どちらも東京と直通する快速列車が運転されます。
総武本線側では、E217、E235系を中心とした総武線系統での運行が、東金線側ではE233系を中心として京葉線経由での運行がされています。
東金線はどちらかというと外房線との結びつきが強いこともあり、誉田駅での連結作業などを行いながら東京に向かいます。
一方、総武本線は東京からの1本の線路でつながっており、そのまま総武線の車両を入れた方が効率的だと思います。
kishuji-kaisoku.hatenablog.com
いかがだったでしょうか?
何となく1本の線路でつながっている総武線経由の方が近いかと思いきや、外房、東金線経由の方が短い成東。
所要時間は列車によって異なるので、一概には言えませんが、大網で乗り換えが発生した場合には、そちらの方が長くかかります。
イメージや路線図に騙されがちですが、2者の距離はそんなに変わらないという面白い結果になりました。
今回もお読みいただきありがとうございました。