【TXvsJJ】結局お前らは競合してるの??
皆さんこんにちは!
本日はつくばエクスプレスと常磐線が競合しているのかについて考察します。
まずは簡単に両者を確認しておきます。
常磐線(JJ)は、品川、東京、上野から取手、水戸、いわきなどを経由し、仙台までの路線です。
取手、土浦辺りまでは東京への需要が大きく、利用者も非常に多くなっています。
尚、取手と藤代の間で交直流が切り替わるため、取手停まりの快速と、取手以北にも直通できる車両がいます。
続いてつくばエクスプレス(TX)です。
秋葉原を始発とし、茨城のつくばまでを結ぶ鉄道です。
鉄道要覧上では常磐新線と呼ばれていますが、その名称は全く使われていません。
とにかく早いことで有名(?)で、全区間高架線あるいは地下を走行するため、踏切は一つもありません。
最速130キロで運転し、秋葉原ーつくばを45分で結びます。
さて、簡単に二者を確認したところで、競合しているのかを考察していきます。
まあ、白黒はっきりつけるのは難しいところですが、他の路線(東海道線と京急、中央線と京王など)と比べると、そこまでの競合はないと思います。
というのも、始発駅はどちらも近くではありますが、その先で交差、接続する乗換駅はない上、東京からの同距離にあたる土浦とつくばは13キロも離れているためです。
比較的離れているとされる西武立川(西武線)とJR立川(中央線)でも4キロほどのため、この二者がいかに離れているかについてお分かりいただけると思います。
とはいうものの、つくばの人々は従来バスで土浦まで出て、そこから常磐線に乗ったり、守谷の人々も関東鉄道で取手から乗り換えていたという話も聞くので、全く影響を受けなかったわけではないでしょう。
簡単にまとめてみると、他の路線のように終始発駅が同じがために、乗客を取り合うような激しい競合はしていないと思います。
他路線で私鉄と競合している場合、通常よりも運賃を値引いている区間がありますが、常磐線は値引いていません。
それまで沿線に鉄道がなくバスと常磐線を使っていた人々はつくばエクスプレスを使うようになった程度だと思います。
ちなみに、JRもつくばエクスプレスを全く相手にしていなかったわけではなく、E531系を使った特別快速を運転するなど、それなりに意識はしていたと思います。
はっきりしなくて後味が悪いですが、お許しください…
いかがだったでしょうか?
競合しているとは言われるものの、他路線ほどでもないと思われる常磐線とつくばエクスプレス。
どちらも在来線としては130キロ運転をしているなど、比較的速い路線でもあります。
乗り比べは難しいところですが、行先に応じて乗り分けると楽しそうですね。
今回もお読みいただきありがとうございました。