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【窓が大きい】西武特急ラビューに乗ったら世界が変わった

前回に引き続き、西武特急特集です。

 

今回は池袋線系統に投入された新型車両、ラビューを取り上げます。

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西武特急ラビュー号は、池袋と秩父を結ぶ観光特急として、2019年にデビューした車両です。

西武特急の代名詞でもあるレッドアローの名前は当形式には引き継がれず、新たにラビュー(Laview)と名づけられました。

 

ラビュー自体は造語ですが、以下のような意味を込めているそうです。

 

L 贅沢(Luxury)なリビング(Living)のような空間

a 矢(arrow)のような速達性

view 大きな窓から移りゆく眺望(view)

 

個人的には、名前こそ変わったものの、レッドアローを彷彿とさせるarrowの単語が入っていることは結構うれしいです笑

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また、車両のコンセプトには、今までに見たことのない車両次の100年に向けた出発点である車両、などが掲げられており、100年から逆算した001系という形式番号となっています。

00で無限(∞)も表しているそうです。

 

コンセプトからも、西武鉄道がこの車両に託した熱い想いが伝わってきます。

 

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そんなラビューの最大の特徴は窓が大きいことだと思います。

確かにこんなに窓の大きな車両は見たことがありません笑

 

秩父の季節の変化を存分に楽しめると思います。

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例えば、冬の芦ヶ久保の氷柱はどうでしょうか?笑

 

続いて、車内も簡単に見ておきます。

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全体として、かなり明るい黄色を基調としていますが、そこまでしつこい印象はありませんでした。

座席が体を包み込むような構造で、リクライニングをすると不思議な感覚でした。

言葉で説明するのが非常に難しいのですが、しいて言えばN700系グリーン車のような感覚です。

 

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車両前後にデジタルサイネージが採用され、停車駅の他、沿線の観光名所の宣伝などもしていました。

 

レッドアローの10000系に比べても走行音も静かで快適な乗車時間でした。

 

ところで…

車内チャイムの最初の3音くらいが、サフィール踊り子のそれと同じだと思うのですが、皆さんどうですかね?

 

残念なことに私は音楽の才能が絶望的なので、絶対音感をお持ちの方がいたら教えてください笑笑

 

作曲者自体は同じだそうなので、まあ、同じでも違和感はありませんね。

 

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いかがだったでしょうか?

 

西武鉄道が様々な意味を託したラビュー。

 

これからの100年や無限の意味が込められており、ある意味現代の無限列車と言えるかもしれませんね笑

 

特急券は池袋から西武秩父までで710円ほどと比較的安いので、様々な季節に足繫く通うのも楽しいと思います。

 

今回もお読みいただきありがとうございました。