【ダイヤ改正で消滅】湘南ライナー、おはようライナー新宿、ホームライナー小田原
仕事で疲れた時の強い味方、東海道線ライナー系統。
特急料金よりも安いということで、案外乗ったことのある方も多いのではないでしょうか?
本日は来るダイヤ改正にて消滅する東海道線系統のライナーたちについて見ていきます。
ライナー料金適応ということで安かった湘南ライナーや、おはようライナー新宿、ホームライナー小田原。
東海道線への新たな着席システムの導入を理由に廃止が決まりました。
185系
185系は通勤型、特急型の両方に使える車両がコンセプトだったこともあり、最も活躍した車両の一つです。
10両編成、7両編成、5両編成など多彩な編成を持ち、特に15両編成は圧巻でしたね。
全盛期に比べれば廃車等もあり、ずいぶん減っていますが、それでもこの車両を見かけない日はないというくらい活躍したのではないでしょうか。
185系についてはコチラもご参照ください!
kishuji-kaisoku.hatenablog.com
215系
別名ニート…ピーーーーー!!!(自主規制)
大量輸送が大体のコンセプトだった215系。
この車両は10両編成、オール二階建てで、通常の通勤車や特急に比べて席が多いことが特徴でした。
車内もボックスシートを基本とするなど、独特な雰囲気が魅力的でした。
座席数がE233系と比較して2倍近く、座りやすい車両でした。
ですが、ドアが1両あたりに2つしかなく、乗降に時間がかかるという欠点がありました。
ダイヤの足枷になることも多く、活躍の場が極めて限定的だったことから、ニートなどと呼ばれていました…
251系
251系なので、元スーパービュー踊り子の車両です。
こちらは2020年(昨年)のダイヤ改正まで活躍していました。
ドリンクサービス等は流石にないものの、通常はA特急料金の列車に安く乗れるという、お得な列車でした。
その昔(E257系0番台、E351系)
その昔は、中央線からバイトに来た車両もいました。
E351系は主に新宿口での活躍の一方、E257系は東京駅にも乗り入れていました。
当時は私もそこまで大きくなかったこともあって詳しくは分かりませんが、おそらく中央線特急の運用が終わって、新宿で留置線に引き上げる車両を使っていたのではないかと思います。
特急湘南へ
今回の改正ですべてのライナーが廃止になり、新たに特急湘南がデビューします。
使用車両は、旧E257系0番台、500番台の改造車であるE257系2000番台、2500番台です。
従来のライナーのダイヤを踏襲する便が多く、川崎、横浜、戸塚はすべての列車が通過します。
辻堂に停車する列車の増便や、国府津、平塚に全列車停車するなど、踊り子とは一線を画す存在となっています。
いかがだったでしょうか?
安く特急型車両に乗れたライナー系統の列車たち。
他路線に倣った全列車全席指定席化と、それに伴うライナーの廃止の流れが、ついに東海道線にもやってきました。
特に、185系の撤退や215系も廃車がささやかれるなど、今回の改正で姿を消してしまう車両も多そうです。
記録等もどうぞお忘れなく!
今回もお読みいただきありがとうございました。