【185系】東海道貨物線を駆け抜ける ホームライナー小田原
来る3月のダイヤ改正でホームライナー小田原、おはようライナー新宿などの列車、および185系に変更が出ます。
新たに東海道線系統に特急湘南が設定され、ライナーの特急格上げとなります。
今回は、まもなく廃止となるホームライナー、および引退となる185系の乗車記です。
ライナー系統の列車は、特急より安い料金で確実に座れることを売りにしている列車です。
特に185系は、通勤にも特急にも使える車両を目指して製造されたということで、ライナー系には持って来いの車両でした。
通勤型も意識しているということで、特急ながら窓を開けることができるのがポイントです。
ただ、やはり古い窓で、若干の遊びがあるため、カタカタと音を立てます。これが原因で、特急としては好ましくないとも言われていました。
さて、今回はグリーン車を利用しました。
全席自由席の扱いで、いわゆる普通車はライナー券で乗れます。
一方グリーン車はグリーン券もしくはSuicaグリーン券で乗車することとなります。イメージとしては、近郊型の二階建てグリーン車と同じものです。
今やSuicaグリーン券となり、マルス券の普通車グリーン券は珍しいですね笑
座席に深く腰掛けて脚休めを使えばもう安眠モード…( ˘ω˘ )
さあ、新宿を出ると渋谷に停まり、次は藤沢です。
夜の時間ということで、本数が多いうえ、東京駅からも湘南ライナーが運行されています。
本数の多い東海道線に放り込むのは好ましくないということで、ホームライナー、およびおはようライナーは東海道貨物線を経由しています。
武蔵小杉から相鉄JR直通線(東海道貨物線)に入り、羽沢横浜国大では相鉄線には入らず、横浜駅を迂回する形で、大半の区間は地下を走ります。
こちらは東海道線を経由する貨物列車が主に使う路線のため、通信設備などはありません。
よって車内でのスマホ利用が難しくなります。
そして最初の停車駅、藤沢に到着です。
藤沢駅のメインは3.4番線ですが、貨物線経由の列車は1.2番線に到着します。
普段はあまり使われない貨物線ホームに降りることができます。
いかがだったでしょうか?
踊り子をはじめとする185系についても、今回の改正で東海道線からは撤退します。
国鉄型の列車がまた減ってしまいますが、東海道に新たな風を巻き起こす特急湘南に期待したいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。