(3)伊勢神宮 名古屋からのアクセスと道中グルメ
今日は伊勢神宮について、見てみようと思います。
天照大御神が祭られている場所として、パワースポットにもなっている伊勢神宮。
名古屋からのアクセスも良く、大阪方面、東京方面いずれからでも日帰りでも行けるところが嬉しい点です。
※過去の記事をランダムにまとめているので、時系列、地域共に統一はされません。
伊勢神宮について
正式名称に”伊勢”はつかず、神宮となります。
内宮、外宮をはじめ、伊勢志摩地区に125もの社が存在する形となっています。
外宮、内宮などでは、20年に一度の式年遷宮が行われることでも有名です。
アクセス
今回は、名古屋からのアクセスをメインに見ていきたいと思います。
名古屋からはJRと近鉄が競合していますが、どちらが良いのでしょうか…?
それぞれ名古屋ー伊勢市間で計算してみます。
JR
まずはJRから。
特急南紀や、伊勢神宮参拝に特化した快速みえなどが運行され、両者とも桑名、四日市、鈴鹿、津、松阪、多気…に停まり、多気までの停車駅に違いはありません。南紀は多気から紀勢本線に入るので、参宮線への乗換が必要になります。
一部区間で単線が存在し、行き違いなどでの停車があり、所要時間にバラツキがあります。
JRの注意点としては、伊勢市方面の列車と亀山行きの列車の乗り間違いへの注意(後述)と、内宮の最寄り駅が近鉄に比べて遠いところでしょう。内宮の最寄についても内宮の記事で書きます。
近鉄
続いて近鉄です。
何と言っても近鉄の利点は、特急の高頻度運転と、バラエティ豊かな特急、そして料金の安さといったところでしょうか?
しまかぜは天皇陛下の伊勢神宮参拝にも使われたことからも、伊勢志摩方面には力を入れていることが分かります。
時間としては、JRよりは早いですね。
しいて言えば、難点は途中下車が出来ないことでしょう。
JRなら名古屋~伊勢市(伊勢鉄道経由)で、営業キロは100キロを超えることから、途中下車が可能です。
青春18きっぷの利用の注意点
快速みえは特急ではなく、快速列車のため、青春18きっぷでの利用が可能です。
ただし、注意しなければならない点があります。
それは、途中、四日市(河原田)~津間において第三セクター伊勢鉄道を経由すること。当然JRではないので、青春18きっぷが使えず、この区間は別途に乗車券を用意する必要があります(細い水色の線)。
もちろん、亀山を経由するルート(太い緑とオレンジの線)を取るのであれば、全線JRであることから、青春18きっぷのみで乗れます。
逆に、通常の乗車券は特に経路を指定しなければ、伊勢鉄道経由になることが多く、そうすると今度は亀山方面には行けません。
名古屋駅は同一ホームから亀山行きと伊勢市方面行きが発着するので、行先には十分気を付けましょう。
結局どっちがいい?
結局、JRと近鉄どっちが良いのでしょうか?
途中下車したい場合と、遠方(新幹線を利用する場合)なら、南紀に乗継割引が効くので、JRがおすすめです。
逆に、名古屋やそれに近い場所を発着したり、伊勢神宮をメインにしたいのなら、近鉄が便利だと思います。
今回私は、行きに新幹線からの乗継割引&途中下車、帰りに近鉄利用という方法を取りました。
外宮と中宮
それぞれげくう、ないくう、と読みます。
順序的に外宮に参拝し、その後内宮に参拝するのが古来からの参拝方法だそうです。外宮の最寄は伊勢市駅、内宮の最寄は近鉄五十鈴川駅、JR五十鈴ヶ丘駅となります。
伊勢市駅は近鉄、JRともさほど距離は変わりませんが、五十鈴川、五十鈴ヶ丘駅は少し離れており、内宮から近いのは近鉄五十鈴川です。
この面からも、帰りは特に近鉄を使われることをおススメします。
外宮
伊勢市駅を降りて、正面から神宮への参道が続きます。
だんだん荘厳な雰囲気になってきますね。
しっかりお辞儀をして中に入ります。
ここが外宮の本堂になります。
外宮を参拝したら内宮にも参拝します。
今は連絡バスなどもありますが、私はあえて歩きました。
内宮までの距離と道しるべもあります。
総距離としては4キロほどです。
内宮
続いては内宮です。
こちらがよくテレビにも出てくる場所です。
五十鈴川が境内に流れており、それを橋で渡ります。
川のすぐそばにも行くことが出来ます。
夏だったので生暖かいといった温度でした。
重要な施設だからか、国旗も掲揚されています。
こちらが内宮の本殿になります。
鳥居の先は撮影禁止(外宮も同様)なので、写真は鳥居の外からとりましょう。
まとめ
外宮、内宮間の距離、それぞれの駅からの距離がそこそこあるため、適宜バスなども使った方が良いと思います。
そこはご自身の体力と相談してください。
ちなみに内宮から参拝する場合、一部の近鉄特急(主にしまかぜ)は五十鈴川を通過するため、停車駅はしっかり確認してください。
道中グルメ
道中には様々なグルメがあります。
名古屋の味噌カツ、ひつまぶし、松阪の松阪牛、内宮の赤福…
強靭な胃袋を用意していきましょう。
名古屋
名古屋ならやはり、味噌カツかひつまぶしでしょう。
乗り換え時間があるのなら、途中下車して食べるのもアリだと思います。
ひつまぶしは少々お高めなので、どちらかと言えば夜向きでしょうか…?
いずれの店も名鉄デパートのレストラン街にあるのがありがたいところ。気分で決めてみましょう。
r.gnavi.co.jp r.gnavi.co.jp松阪
松阪ならやっぱり松阪牛ですね。
お高いものとも思われがちですが、ランチであればそこまで高くないものを頂くことが出来ます。
ステーキハウス三松の薄切り定食は3000円ちょっとでいただけます。
r.gnavi.co.jp赤福
最後は赤福。
内宮参道に店舗があり、出来立てを頂けます。
お土産より圧倒的に美味しいそうですが、お土産で買ったことが無いので、比べられません笑
お土産用も扱っているので、買ってみても良いですが、日持ちは良くないので、帰る日の購入をおススメします。
というかこの際、名古屋駅でも売ってるので、新幹線の待ち時間で買いましょう笑
名古屋とは一体…?
おまけ
もはや伊勢神宮ネタではないですが…
遠くに四日市コンビナートの煙突が見えます。
伊勢市方面進行方向左側です!
最後に
いかがだったでしょうか?伊勢神宮は寄り道をしたとしても、高確率で日帰りできます。日帰りは出来なくても名古屋まで行けば、ホテルもグルメもそこそこあるので、困り果てることもないのがありがたいところです。ちょっと遠くに行ってみたいと思った方には伊勢神宮をおススメします!
今回もお読みいただきありがとうございました。