【マルス券】地紋が違う?JR各社のマルス券を比べてみた!
”使った切符はゴミじゃない”
”1枚1枚が旅の思い出だ”
私はそう信じています…
さて、皆さんこんにちは。
今日は、2020年最後の日ですね。
最後にふさわしい記事を考えていたところ、今年は外出されない方が多いと思います。
そこで、皆さんの家に1枚はあるであろうマルス券のちょっとした違いについてお話します。
緑色の切符で、乗車列車や区間、時間などが書いてあるマルス券。
有人改札でお願いをすれば、しかるべき処理をして持ち帰ることができます。
写真は私がこれまで集めたマルス券ですが、200枚ちょっとくらいあります笑
実はそのマルス券、発行場所を管轄するJRによって地紋が違うのです。
まずはJR東日本から見てみます。
代表選手はMaxときの指定席、長岡駅発行の切符です。これを拡大してみます。
JRマークの隣に何やら書いてありますね。
これは、東日本を意味するEASTの頭文字を取ったものです。
1つ分かれば大体予想がつきますよね?
ここからは一気に行きますよ笑
JR西日本はWESTの頭文字Wです。
これはJR四国で、SHIKOKUの頭文字であるSになっています。
JR九州もKYUSHUの頭文字からKを取っています。
さて、ここまでは基本編です。
JR東海とJR北海道が残っていますが、この2つは少し特殊です。
JR東海はTOKAIの頭文字…と言いたいところですが、英語表記ではJR Centralとなる関係で、Cになります。
そして、一番特殊なのがJR北海道です。
おや?
こんなローマ字無いよって思われましたよね?
そうです、これはローマ字ではなく漢字の北です。
なぜJR北海道だけ漢字なのか?
ざっくり言うとJR東日本と被らないように配慮したからです。
もし、JR東日本がEastではなくHigashinihonとし、JR北海道がHokkaidoとしていた場合、Hが被ってしまいます。
これは良くないということで、JR北海道は漢字の北を使うことにした、と言われています。
いかがだったでしょうか?
少しマニアックでしたかね…?
もし、家でお暇な方がいらっしゃいましたら、マルス券を眺めながらの年越しはいかがでしょうか?
本年も当ブログをお読みいただきまして本当にありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは皆様、良いお年を!!