(4)仙台 日帰り観光はできる? グルメや観光は?
ある時は杜の都
またある時は東北一の都会
様々な呼び名のある仙台
牛タン、仙台牛、ずんだ餅…
足を伸ばした松島には笹かまや牡蠣
今日は美食の街仙台と、松島について見てみたいと思います。
仙台市
東北地方の中心都市として、政令指定都市にもなっている仙台市。
宮城県人口の半分近くが居住し、非常に栄える街です。
古く、伊達政宗がここに城を構え、杜の都と称され、その繁栄が今に続きます。
杜の都とは??
仙台と言えば、とりあえず”杜の都”と言われることも多いですよね。では、その”杜の都”とはどういうことなのでしょうか??
仙台市のHPによれば、伊達政宗がここに城を構えたとき、飢餓に備え屋敷内には栗、柿、梅など実のなる木を植え、隣との境界には杉を植えるよう勧めたそうです。
こうして、屋敷にはたくさんの木々が植えられ、特に青葉山からの眺めはまるで森のように青々していたそう。
当初は森の都と呼ばれていましたが、明治時代のころには”杜の都”と呼ばれるようになりました。
この杜には、自然の豊かさの他に、人々が協力して作ってきた豊かな緑、その緑こそ仙台の宝、という人々の思いが込められているそうです。
空襲でこの緑は失われるも、青葉通りを中心に再び受け継がれることになった”杜”
確かに考えてみれば、青葉区だったり、青葉山だったり、青葉通りだったり、自然の豊かさとしての緑を連想する地名が多い気もします。
移動手段
東北の経済都市としても機能する仙台市。
様々な移動手段が用意され、便利に快適に移動できます。
新幹線
まずは新幹線から。
東京から最速のはやぶさで90分ほどです。料金にして11410円。
やまびこだと、2時間程度で、11090円。差額の320円は速達に対する加算運賃といったところでしょうか。
正直、仙台は新幹線があまりにも便利だから、この一択で良い気がするんだよなぁ…
東北本線??
全てを東北本線で行く人は少ないでしょうが…
青春18きっぷのシーズンなら、一回当たりの料金2410円で行くことが出来ます。
東北エリアを中心に、冷暖房効果を保つ関係から、列車が到着しても扉は自動では開かず、客がボタンを押して開ける形が採用されています。
いくら待ってもドアは自動では開かないので、ご注意を。
なんて言ってますが、私も時々忘れて電車の前で立ち尽くしていることがあります笑
常磐線
仙台には常磐線の特急で行くという手段もありますが、やはり所要時間では新幹線の倍以上かかってしまいます。
とはいえ、特急ひたちは在来線特急ということで、特急料金は2900円ほどと新幹線に比較して安く設定されています。
運賃は若干常磐線の方が高いですが、その分を差し引いて、東北新幹線よりも約2000円安く行けることになります。
飛行機
まず、新幹線が強すぎて、ANA、JALともに羽田からの便は出ていないのが現状です。
羽田空港まで行くにも結構時間がかかりますからね。
かわりに、成田発着の仙台行きがあるので、飛行機は千葉方面から仙台への需要を意識しているのだと思います。
バス
バスのメリットはその安さでしょうか?
JRバス東北で首都圏ー仙台がわずか3200円~
※首都圏とは新宿、横浜、羽田空港、千葉など
圧倒的安さです。時間は6時間前後です。
夜行バスで寝るにはちょっと短いかな?という時間ですよね..
松島エリア
仙台だけでは少し物足りないという方には松島がおススメ!
最寄り駅は東北本線の松島駅ではなく、仙石線の松島海岸駅です。
仙台市内ではないことから、東京ー松島海岸で乗車券を購入すれば仙台でも途中下車できます。
いずれも駅の近くなので、頑張れば日帰りでも行くことが出来ると思います。
景色
とりあえず、松島の景色を見ておきたい!という方は五大堂からの展望がおススメです!
うーん、曇ってたからか、ちょっと微妙ですかねぇ…
この無数の島々が天然の堤防となり、東日本大震災の被害を軽減してくれたというのは有名な話です。
遊覧船
松島には遊覧船も出ています。
松島島めぐり観光船が運行する船での観光がおススメです。
料金が1500円で、50分ほどの航海時間です。
内湾だけでなく、外洋にも出ます。
外洋に出ると揺れも大きくなり、内外両方の海を楽しめるところがポイントです。
食べ歩き
松島も広島に負けぬ牡蠣の名産地ですよね。
もちろん、あります。牡蠣の食べ歩き♪
露店で買って、松島公園辺りで海を見ながら食べてみましょう。
続いては笹かま焼き体験♪
海岸から駅の道沿いに複数の店舗があり、その多くで笹かま焼きができます。
最初は真っ白な笹かまもこんがりきつね色に焼きあがります
自分で焼いて食べるから美味しさも倍増しますね。
出来立ては熱いので、やけどには注意しましょう。
仙台のグルメ
美食の街、仙台
お手頃なグルメから高級なものまで、さまざまなものを味わえます。
牛タン
まずは何と言っても牛タンでしょう。市内だけで30店舗以上ある利久をはじめ、様々な店があります。
どこの店でも、テールスープがついてきますが、何か理由でもあるのでしょうか?
というか、なぜ牛の舌を食べるのか…??
話は戦後にさかのぼります。
当時仙台には米進駐軍の基地があり、アメリカ人が捨てていた牛タンや尻尾を日本人が食べたのが始まりだそう。
今でもその形を継承しているんですね。
仙台牛
仙台牛も外せないところ…
エスパルのステーキハウス伊勢屋にて
r.gnavi.co.jp
A5ランクの肉を使っているということで、値段も張りますがとても美味しくいただきました。
ずんだ餅
写真探したんだけど、見当たらなかった…
ずんだを出す店もありますが、どちらかと言えばお土産ですかね?
太刀で枝豆をすりつぶしたことから、陣打刀がなまった説、豆を潰すという豆打(ずだ)が訛った説…
とりあえず何かが訛ったと思っておけば間違いなさそうですね。
お土産の場合には、冷凍で全国発送してくれる店舗も多く、家でも楽しめるのが良いところです。
萩の月
これまた写真がなかった…
こちらも仙台銘菓として有名な饅頭です。
カスタードが入っており、比較的日持ちも良いことから、こちらはよりお土産には向いているのではないでしょうか。
おまけ
駅弁としても有名な牛タン
水と石灰の化学反応で温めて食べられる駅弁もあります。
物足りないという方は行き帰りの新幹線で食べてみましょう笑
最後に
いかがだったでしょうか。
仙台は東京からも比較的近く、松島まで足を伸ばしても日帰りできると思います。
市内には利久をはじめとする牛タン店や、ずんだ餅やずんだを用いたスイーツなどを出す店もあり、舌を飽きさせません笑
美味しいものを求めて、一度は仙台に行ってみてください笑
今回もお読みいただき、ありがとうございました。