【かわいい】ステップをパタパタするこまちちゃん
腕をパタパタしているとかわいい。
ペンギンでも、女の子でも…
E6系こまちちゃんも腕(ステップ)をパタパタしている。
つまり、こまちちゃんはかわいい。(意味不明)
みなさん、こんにちは!
本日は秋田新幹線のこまちについて見ていきたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、山形新幹線のつばさと、秋田新幹線のこまちは新幹線と在来線を直通する車両です。
車輪幅としては新幹線の標準軌に合わせた1435ミリで、車両の規格は在来線に合わせた20mで設計されています。
つばさが直通する奥羽本線は在来線ごと標準軌に改軌、秋田新幹線が運行される田沢湖線などは三線軌条と呼ばれる、1本の線路を共通として、反対側を狭軌、標準軌に合わせて2本設置する形を取っています。
さて、新在を直通する新幹線はミニ新幹線などともよばれており、在来線に大きさを合わせているため、通常の新幹線車両より少し小柄になっています。
通常の新幹線は25m、座席配置は2-3配列ですが、ミニ新幹線は20m、2-2配列です。
ミニ新幹線が小柄な理由は、在来線直通時に在来線サイズで作られているホームやその他の施設にぶつからないようにするためです。
裏を返すと、新幹線サイズのホームでは車両との間に間隔が出来てしまうことになります。
そこで、ミニ新幹線は新幹線内の駅停車時、車両からステップを出してその間隔を埋めています。
一定の速度まで減速すると自動的に出てきて、一定の速度まで加速すると自動でたたまれます。
実際はパタパタするわけではありませんが、乗客の落下防止のために非常に重要な設備となっています。
(女の子がパタパタしてたらかわいいんじゃない?)
古くは初代ミニ新幹線である400系から装備されており、E3系のこまち、つばさにも装備されています。
よく、E5系とE6系、E2系とE3系を恋人同士に見立てていたりしますが、それに便乗すると、
E5系(彼氏)は、乗客の安全もしっかりと考えられる素敵なE6系(彼女)を持ったな、
と、言えるかもしれませんね。
いかがだったでしょうか?
新幹線と在来線を直通するこまち。
両方の規格に合わせつつ、足りない部分はステップで補うなどなかなか面白い車両です。
盛岡駅でのE5系との増解結が良く注目されますが、他にも楽しめるところがあります。
ミニ新幹線にご乗車の際には是非足元をご確認ください。
今回もお読みいただきありがとうございました。