ダイヤ改正で消える車両【JR東海国鉄211系】【ワイドビュー】【おおさか東線201系】
皆さんこんにちは。
ダイヤ改正シリーズ、最終回です。
本日はJR東海以西の大きな動きを中心に見ていきます。
まずはJR東海で国鉄時代に製造された211系8両が引退となります。
211系は国鉄の末期から開発、製造された車両で、JR化後にも継続して製造されました。
そのため、国鉄生まれの車両とJR生まれの車両がいることが知られています。
多くの211系を保有していたJR東海でしたが、313系、315系のデビューなどにより、今後は更に数を減らすと思われます。
ちなみにこの211系の引退により、JR東海から国鉄車は完全になくなります。
特急からワイドビューの名前が外れる
JR東海関連のもう一つの内容は全ての特急から”ワイドビュー”の名称が外れることです。
ふじかわ、伊那路、しなの、ひだ、南紀の各特急に展望席や大きな窓を設け、景色を楽しめるようにしていたために付けていた名前です。
ひだ、南紀を中心にキハ85からHC85新型車両に置き換えられる予定で、展望などを売りにした車両ではなくなるため、ワイドビューが外れることになりました。
JR西日本ではおおさか東線で運用されている201系が全て221系に置き換わります。
JR京都線、JR神戸線への225系の導入により同区間で余剰となる221系がおおさか東線に活躍の場を移すことになります。
201系そのものは大和路線(関西本線)での運用が残るため、完全な引退とはなりませんが、近い将来姿を消してしまうでしょう。
いかがだったでしょうか?
今週は5回にわたって、個人的に気になったダイヤ改正内容を取り上げてきました。
減便や、特定種別の消滅、各種車両の引退など、明るいニュースは多くない改正となるかと思います。
いつか明るい改正内容が発表されることを期待しています。
今回もお読みいただきありがとうございました。