日本の大動脈を担ってきた東海道本線(7) 【鉄道唱歌再編】【三島ー沼津】
こんにちは!
本日は、三島、沼津について見ていきましょう。
ざっくりと両者の名所紹介、そして、新幹線との深い関係と言いますか、少々面白いエピソードの三本構成でいきます。
三島、沼津とも、在来線でも3時間程度で行けることから、適度な旅行にもちょうど良いと思います。
三島
まずは三島です。
三島には新幹線も通っているので、アクセスも容易です。
三島大社や三島スカイウォークが有名どころです。
両者とも中心地である三島駅からは少し遠いため、バス利用が必要になると思います。
毎回バスに乗っているとなかなかお金がかかってしまうため、東海バスから発売されているみしまるきっぷがおススメです。
1000円で三島市のエリア内でバス乗り放題になります。
コチラは柿田川湧水公園という所で、美しい湧水と、その周辺の公園の自然を楽しむことが出来ます。
ここもみしまるきっぷで行くことが可能です。
沼津
続いては沼津です。
その名の通り、海に近く、深海魚水族館などがあります。
深海魚をテーマにしているだけあり、面白い形の魚などを観察することが出来ます。
そういえば、ダイオウグソクムシは小食な上に飢餓に強いそうで笑笑
三重県の鳥羽水族館では少量の餌を食べた後、5年間も何も食べなかったそうです。
グルメとして、沼津港の近くには深海魚の網焼きを楽しめる店が何軒かあります。
形はなかなかですが、味は抜群です。
新幹線との関わり
街の規模感を考えると、東海道新幹線の駅は沼津に設ける方が良かったのでは?と思われる方もいらっしゃると思います。
なぜ、沼津には新幹線駅が設けられなかったのか…?
理由主に二つです。
一つ目は新丹那トンネルを沼津側の出口から沼津駅に線路を通そうとすると、大きくカーブすることになり、減速をしなければならなかったからです。
二つ目は、沼津という名前の通り、沼のように地盤が弱い場所があり、線路を敷設しただけでは地盤沈下の可能性があったためです。
特に、1964年のオリンピックに間に合わせることを目指していたため、当時の国鉄としても地盤の強化作業は避けたかったのでしょう。
ちなみに、三島駅は後々設置されたものですが、結果的に当時はあまり栄えていなかった三島を活気づけたそうです。
いかがだったでしょうか?
在来線でも3時間ほどで行ける三島、沼津。
両都市とも観光を意識しており、便利な切符が用意されているなど、初心者にも優しい街と言えるかもしれませんね。
世の中が落ち着いたら、リハビリに三島、沼津に行くのも面白そうですね。
今回もお読みいただきありがとうございました。