敷島路快速 全国行き

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【スカレンジ】総武快速・横須賀線の新型車両に乗ってみた!

皆さん、こんにちは!

 

総武快速線横須賀線用のE235系はもう乗りましたか??

正直、今更感が半端ないですが、本日はE235系の紹介をしたいと思います。

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まずは簡単にE235系1000番台(当形式)が活躍する路線を見ておきましょう。

 

まずは総武快速線です。

東京から千葉、そして銚子へと結ぶのが総武本線です。

その中でも、千葉までは東京への需要が高く、国鉄通勤五方面作戦にて複々線化された路線の一つです。

 

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快速線開通時は、東京には乗り入れておらず、両国始発となっていたことでも有名ですね。

当時、東京に行こうとすると、両国から緩行線に乗り換え、秋葉原山手線等に乗り換える必要があったそうなので、とても不便そうですね。

その後、長大な東京トンネルを掘削し、横須賀線側と東京駅で繋げられることとなります。

 

続いて横須賀線です。

こちらもまた、通勤五方面作戦でSM分離された路線です。

それまで、横須賀線の電車と東海道線方面の電車が線路を共有しており、輸送力が限界でした。

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そこで、東京ー品川間に横須賀線用の線路の新設、鶴見までは品鶴線の線路の転用、東戸塚までの区間では、貨物線を新設の上、従来の貨物線は旅客用に転用されました。

 

ちなみにSM分離というのは、横須賀線をS電、東海道線をM電と呼んだことに由来します。

 

結果として総武線横須賀線の二線を東京駅で繋げました。

 

 

さて、そんな二つの路線ですが、初代の列車には113系が使われていました。

私が物心ついたときは既に房総ローカルのみでの活躍でしたが、15両編成を組んだ姿はさぞ圧巻だったと思います。

 

続いて二代目がE217系です。

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新系列電車の第一世代であり、通勤型である209系の近郊型です。

1994年から運転を開始し、更新前のGTOVVVFインバータ音が好きだという方はきっと多いと思います。

 

そしていよいよE217系も30年が経とうとする今日この頃、三代目となるE235系が昨年の12月より投入されました。

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山手線の兄弟車で、前面は電子レンジ…、もとい横須賀線を表すスカと組み合わせてスカレンジと呼ばれています。

 

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側面は山手線とは異なり、従来の車両と同様のデザインとなっていますが、下のラインの一番上の青の線は無くなりました(E217系の写真と比較するとわかりやすいと思います)。

 


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普通車の座席は、E217系では石と言われていましたが、こちらの椅子は比較的柔らかくなっています。

 

続いてこちらがグリーン車です。 f:id:kishuji-kaisoku:20210328034722j:plain

座席のデザインも変わり、カーペット張りのため、従来車よりも高級感があります。

また、デジタルサイネージが採用されているため、駅などの情報についても確認しやすくなっています。

 

また一席につき、一つのコンセントがついており、通勤型の列車としては初めての設備となっています。

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これなら電源を気にすることなく仕事が出来そうですね。

 

 

いかがだったでしょうか?

 

初日から少々のトラブルがあったようですが、順調に増備を続けているE235系

またE217系のごとく30年酷使されるんですかね…?笑

 

近いうちに引退、全廃となるE217系の記録などもお忘れなく!

 

 

今回もお読みいただきありがとうございました。