【空港アクセス特急】京成にボロ負け? JR東日本 成田エクスプレス
皆さん、成田エクスプレスに乗ったことはありますか?
前回の京成の記事を書いてたら、ふとJRのアクセス特急も触れようじゃないかと思いつき、この記事を書くことにしました。
最高速度は130キロ、運賃やら特急料金やら比較すると京成スカイライナーには遠く及ばない成田エクスプレス…
その昔、集団見合いシートや二列だけのシート、ランダム配置の座席など、果たしてA特急料金とは何なのかを考えさせられる座席の車両がいたものです笑
座席試験車なんてあだ名もついてたらしいけど、皆さんはこの被験者になったことはありますか??笑
座席試験車253系は今は東武直通特急の日光やきぬがわに使われています。
が、一部で窓割が合っておらず、注意が必要です。本当に景色を楽しみたい場合には東武車を選ぶのが賢明かもしれません…
東武車の場合には列車名の前にスペーシアがつくので、見分けは簡単につきます。
さて、座席試験車253系改めE259系にバトンタッチした成田エクスプレス
全車6両編成で、全ての座席が4列配置に統一されました。
A特急料金ということで高いですが、集団見合いシートに比較すれば遥かにその価値は上がったでしょう笑
冒頭でも述べたように、運賃や速さでは京成には勝てません。では、何で勝負しているのか?
サービス面ではグリーン車、そしてJRの強みでもある広大なネットワークを武器に京成に勝負を挑んでいます。
まずはグリーン車を見てみましょう。
グリーン車は革張りで、かなり前の席との間隔が広く取られています。
リクライニングすると、机に手が届かないほどです。
ですが、シートはしっかり四列なんですよね笑
続いて広大なネットワークです。
京成は上野しかないのに対し、JRは都心だけでなく、大宮、大船、高尾などを始発にしている列車もあります。
特に特徴的なのは高尾方面の列車でしょうか。
中央線内は、新宿、吉祥寺、三鷹、国分寺、立川、八王子、高尾とかなり多くの停車駅が設定されています。
比較的時間も遅い設定なので、あずさを逃したり、中央特快が混んでた時に乗っても良いと思います。
ちなみに、高尾発の列車は朝の時間にのみ設定されています。
続いて池袋や大宮から来る列車です。
多くが池袋始発で、一部が大宮から来る形になっています。
中央線は多くの駅に停まるのに対し、湘南新宿ライン経由のこの列車は池袋ー大宮間はノンストップです。
これは同区間に特急草津や日光、きぬがわなどが運行され、それらが赤羽、浦和などに停車していることから、その棲み分けをしているのだと思います。
新宿からは中央線経由の列車と合流し、渋谷に停まります。
渋谷を発車すると次は東京で何と品川には停まりません。
基本的に、成田エクスプレスは東京で、東海道方面の列車と新宿方面の列車が増解結をします。
品川停車は東海道方面の列車が担い、新宿方面の列車は品川には停車しない形をとっているんですね。
ということで、品川に停まる列車は東海道方面の大船辺りから来る列車で、大船、戸塚、横浜、武蔵小杉、品川、東京に停まります。
踊り子との棲み分けも兼ねて、戸塚停車や武蔵小杉経由の点は非常に便利ですね。
これは大船駅にしかない10段行先表示板です。行先、経由が多岐に渡る大船駅だからこそ見られるものです。
ウワサでは5000万くらいするらしい…?
さて、東海道方面からの列車と新宿方面からの列車は東京で出会い、12両編成で運転します。
基本的に先着となる東海道方面の列車であれば、連結の様子を観察できます。
千葉県内は停車駅もバラバラで、ノンストップの列車もあれば、千葉、四街道、佐倉、成田など途中駅に停まる列車もあります。
特に四街道はあまりしおさいが停まらないので、便利だと思います。
さて、ざっくりとした紹介でしたがいかがだったでしょうか?
現在は空港利用者が極端に少なく、成田エクスプレスの多くの便が運休となっています。
いつか世界が元に戻り、成田エクスプレスや京成スカイライナーにも活気が戻ることを期待しています。
今回もお読みいただきありがとうございました。